Wireless NIC の設定方法 ドライバの識別完了後

 ドライバの設定が終わりましたら、次の方法でSSIDなどのワイアレスルータの暗号キーを含めて設定を実施してください。

UbuntuTips/Hardware/HowToSetupWirelessNic
こちらはUbuntuの記事ですが、他のディストリビューションでも参考にできると思います。

RT3070USB(RT307x) Buffalo WLI-UC-GN

 RT3070USBチップは以下のサイトに紹介がありました。

Ubuntu で USB 無線 LAN アダプタ ( Buffalo WLI-UC-GN ) を使う (更新版)

 購入された方は、こちらの情報を参照ください。 

net8192cuチップ (GW-USValue-EZ等)

 久々に更新します。使っているノートパソコン(DELL製 LATITUDE D531)の有線LANポートが壊れてしまい、古いPCMCIAのLANカード(有線)でしのいでいました。
 それもなかなか怪しくなってきたので(断線などで)、ここは一発無線LANの導入と意気込んでみました。

 調査したところ、GW-USValue-EZ  11n/g/b 150Mが値頃感(約1000円)が、Linuxの動作事例があるらしいことが分かりました。
 Amazonで GW-USValue-EZを購入

 さっそくAmazonで購入、当初はUbuntu 10.4 64bitでNdisWrapperによる動作をトライしたが、ダメでした。

 さらに調査したところ、GW-USValue-EZで使用するチップ net8192cuの製造元にLinux用のドライバが公開されていることが判明。

GW-USValue-EZ Linux用ドライバ

 RTL8188CUS_v2.0.1212.zip をダウンロードします。

 ダウンロードファイルを保存したフォルダで次のコマンドを実行します。

unzip RTL8188CUS_v2.0.1212.zip
cd RTL*
sudo ./install.sh

 以上で無線LANが使えるようになります。

 ただし、動作確認してみたが、64bitカーネルでは無理だった。
 32bitカーネルでは正常に動作するので、試して見てください。

 2013/8/24追記 現在は「GW-USWEXTREME」という後継機になっているようです。内部チップが同じなので、同様に使えると思います。

Wireless LANチップ確認方法について

もし自動認識がなされない場合は、以下のコマンドで使っているチップを調べて対応します。

内蔵の場合

lspicで調べます。以下のような感じで実行してください。
# lspci |grep -i network
08:00.0 Network controller: Atheros Communications Inc. AR928X 
Wireless Network Adapter (PCI-Express) (rev 01)

USB接続の場合

lsusbコマンドで調べます。以下のような感じで実行してください。
# lsusb |grep -i net

おそらく大半のチップは対応されていると思いますが、Windowsのディバイスドライバの使用などが必要になる場合は、USB無線LANを購入されることをおすすめします。
USB無線LANは約1000円前後で購入可能です。
筆者が使用しているHP Pavilion EnttertainmentPCでは、AR928Xチップ無線LANを搭載したモデルなので、OSのインストールで自動認識され、なんの苦労もありませんでした。